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ふんわりした生活

本を読んだり仕事でやってみたことなどの日常から、ふんわりと気づきなどを書いていきます

先生、ウチの子も科学的根拠に基づいたらアタマ良くなりますか?

昨日、書店に息子と行きまして息子はマインクラフトの公式ガイドを眺めていました。
その間にとある書籍が目に入りました。平積みされていて面白そうだったので、手にとってパラパラしてみました。

「学力」の経済学

「学力」の経済学

さっきAmazonで調べたらベストセラーになってました。へー。存じませんでした。

キャッチコピーじゃないですけど、これまでの学力向上施策として取られてきたものに挑戦する感じのフレーズが並んでいました。

  • ゲームでは暴力的にならない
  • ご褒美で釣ってもいい
  • 褒め育てはしてはいけない

おおーっと思って中も少しパラパラしてみたのですが、海外で研究された結果から統計的に優位なのはどちらなのかということを「科学的根拠」としているようです。

ゲームでは暴力的にならないのか

これはわたしもゲームなんかで暴力的になってたら、ドラゴンボールとか北斗の拳とか、子供の頃にもっとすごいのありましたけど、いまやわたしの世代なんてどえらいことになってたのではないかと思います。ファミコンで育ちましたから。

でも、ある一定数以下にしか暴力性をもったやつはいません。
感覚的にんなこたぁないんだよと思ってたことが肯定されているようで、気分はよかったです。

実際のところ、ゲームを取り上げるほうが暴力的になる傾向があるな、と思っています。なぜなら、あれほど細やかに子供たちがやってきた「成果」「プロセス」に対して褒めてくれる親はいないと思います。ガンガンに承認欲求を増加させているし、また承認を与えるので取り上げないほうがよほどか安心安全なんではないかと。

ゲーム時間に比例して視力が低下する(近視になる)というのは間違いありません。息子はメガネ一歩手前です。

ご褒美で釣ってもいいのか

これも統計的に優位なほうがご褒美で釣ったほうということになっているのですが、少し深くて「どのタイミングでご褒美でつるべきか」についても記述がなされています。こういうことを真剣に研究している方々に感謝ですね。

これはわたしも◯◯できたら△△を買ってあげるという、書籍の言葉で言うと「アウトプットに対してご褒美を与える」のほうをイメージしていましたが、別の方法もあるんだーと思いました。逆の方法で、「インプットに対してご褒美を与える」というものです。

たとえば、インプットといえば本を読むとか、ブログを読むとか、記事を読むとか。何かを外から取り入れる行為ですね。この書籍では毎日1冊本を読んだら、という条件でご褒美を与えるという実験で学力が向上するかという研究した結果を取り上げていました。

我が息子にはインプットに対してご褒美を与えたことがないなーと。どちらかというとそれは小学校がやっているような気がします。

息子は頻繁に図書室で本を借りてきます。そうすると、「◯◯さんは7月に△冊借りました」というレポートをくれるんですね。これを多分にクラスメートと見せ合うのでしょう。つまりは名誉のために本を借りるという行為を能動的に行っているのです。

これはこれで「ご褒美」になるので良いことなのでしょう。それで学力向上しているかというと…わかりませんが。

褒めて育ててはいけないのか

実はここのあたりは飛ばして読んだので(立ち読みご遠慮ください)、あまり深くはありませんが、これもタイミングと褒め方によるとおもわれます。褒め方については実験結果をベースにした考察が書かれていたように見えました。

「頭がいいね」と「がんばったね」だったかな?どっちが優位だったのかまで読んでいません。 プロセスを褒めたほうがいいというのは以前からよく耳にするのですが、どちらが優位だったんでしょうね。

科学的根拠とする優位性について

実験によって優位になった条件のほうがいいのでは、ということなんだと思いますが優性ではなく劣性だったほう、つまり少なかったグループに分けられた子供たちはどうなんでしょうね。

この書籍に書いてあるとおりをしてしまうと「合わない」子が出てきます。だから個別指導が増えてるのかもしれません。

以下に手書きで汚いのですが、気になることを絵にしました。

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たとえば、ゲームそのものをプレイすることによって暴力的になるか、については直接的に観測すると「優位なのは暴力的にならない」ほうだったとします。しかし、自分の子供は「暴力的になった」のグループにいたとすると、これはどの時点のスナップショットだったのかというブレが発生していると思います。偶然にも暴力的になることが実験の期間中に続いたけど、あとは全くそんなことはなかったとか、あるいは実験の期間中になんらかの理由でゲームを途中で取り上げてしまうようなことが発生していた、とかですね。

もうグラフとか記憶にありませんのでマイノリティーのほうが無視できるくらいのマイナーだったのかが気になるところです。そして、そっちに入っていたなら子供は学力が向上しないのか、ということも気になります。

いずれにしても書籍の内容は「ふーん」と思ってね!くらいに捉えたほうがいいでしょう。あくまでも統計的に処理された結果なので、我が子に合致するかどうかは親からのバイアスもかかるので一概には言えません。

わたしは実験的に「インプットに対してご褒美を与える」というのはやってみてもいいかな、と思うのでどういうものにするか考えてみたいと思います。