ふんわりした生活

本を読んだり仕事でやってみたことなどの日常から、ふんわりと気づきなどを書いていきます

雑記 慣れないJavaScriptとやりあうおっさん、そしてマークダウンとGroovyのこと

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ふだん行わないような、慣れないことをするとさまざまな学びがあるものだ。わたしは基本的にPowerShellを書いて暮らしていた。もちろんhtml+css+jsもつかってはいたけど。しかし、主にやっているものでもないので、思いのほかいろんなことを知ることができている。これもsatoyama-editorを開発しはじめたからだ。

無知

ほんとうに無知なものである。スマホのブラウザでも同じようにできるものと考えていたのだけど、そうはいかなかった。たとえば、10分後に鳴らす予定の鐘の音なのだが、これがiOSAndroidでは鳴らすことができなかった。厳密にはiOSでは鳴らすことができるのだが、クロージャスコープにある変数が参照できず動作していないことがわかった。しかし本当にそうなのかな、ということはあるので、さらに調査する必要がある。Androidのほうは厳密にはKindle FireOperaでのことだ。こちらはどうやらAudioBufferSourceNodeが未サポートのようだ。そのため音を鳴らすことができなかった。

AudioBufferSourceNode - Web API インターフェイス | MDN https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/AudioBufferSourceNode

いずれにしても、10分以上の執筆をスマホで行うことは考えにくいという考えに至ったため、無理に対応する必要はなさそうだ。それに、開いたままだと音が鳴ってしまうというのはいかがなものか、とも思う。 よって、先に実装すべきは音を鳴らすことよりミュートなのではないかという気持ちにもなった。

その他にも、いまの方式ではテーマを選択するようなことは難しそうだ。UIとして設定を行うためのスペースをほとんど確保していないうえ、スマホではその場所すら惜しい。いまは80%程度をエディタ領域にあてており、スマホではさらに100%にできるだけ近づけたいと考えている。そのため、ボタンのようなものを配置するスペースすらなくしていきたいところだ。

では、メニューかのごとく画面上部に文字数などを表示させている箇所があるから、ここをそれにあてては?ということはある。これらも画面幅が小さくなれば非表示にしてしまう。最後はsatoyama-editorのアイコンのみが画面上部に表示されるのみとなるくらいに徹底的に部品を排除している。ほんとうを言えば、フッターもなくてもよいくらいだ。

いつかサイドバーを表示できるようにして設定をするように変更するまでは、この形で落ち着きそうである。

慣れないことをすること

慣れないことをすると、ふだん使わない何かを使っているようだ。筋肉でもそうだが、やたらと疲れるものだ。JavaScriptとの付き合いは非常に長く、大学生のころからなので15年近いのではないだろうか。しかし、一度も得意だと感じたこともないし理解できた!と思ったこともない。あいつはほんとうに難しいやつだと思っている。

htmlもそうだ。cssも。ウェブブラウザの発展とともに姿形を変えていき、わたしの知らない領域へどんどんと進んでいく。その結果、わたしはいつも追いかける立場になっている。追いつかないので、ここ数年は追いかけることすらやめていた。そうすると最近はReactうんぬんが登場していて、少しだけ触ってみたが今回は採用しなかった。ユーザー入力に応じて画面を再描画するほどの必要性が感じられなかったためだ。そのためjQueryさえ使っていない。

一方でCSS3は非常に便利だ。いままでJavaScriptなしには実現しえなかったことをブラウザのレベルでやってくれるため、見た目は見た目、という切り分けがしやすくて非常にうれしい限りだ。html5は…いまいちどこに恩恵を受けているのか感じないレベルであるため、きっとよくできているということなんだと思う。

マークダウンとApache Groovy

唐突に何を言い出すのかと思いきや、マークダウンとGroovyは似たようなところがあるなと思い立ったので書き始めてみた。どちらも最終的には別のものになる。マークダウンはブログサービスなどではhtmlに変換される。Apache GroovyもJavaコンパイルされる。そしていずれもマークダウン中のhtmlタグはそのままアリとして生き残る。Groovyもスクリプト中のJavaコードは妥当なGroovyコードになる。非常に面白い。

satoyama-editorではhtmlタグは除去してから文字数カウントを行うようにしてある。それは、書籍を書いているときにAtomやVSCodeだと文字数はそうしたタグも含めての数になってしまうからだ。つねづね、そこは違うんだけどなーと思っていたので除去することにしてある。

いずれにしてもマークダウンもGroovyもどちらも好きなものである。マークダウンを超える表現手法が必要なときはhtmlを内部に記述していく。GroovyではなくJavaを書くべきところではJavaを記述する。結果的には1つのアウトプットになるというところが素晴らしいところだ。PowerShellでもC#VB.Netスクリプト内部に記述することができるのだけど、そのままとはいかない。ヒアストリングという形式の文字列に埋め込んで、Add-Typeコマンドレットで一時的にコンパイルして利用することになる。これがなければPowerShellも素晴らしいのになぁと、時々Groovyのような.Netプログラミング言語がないものかと考えてしまうことがある。

とりとめもない話になってきたので、そろそろここらで終わりとしたい。

追記:2017/02/23 15:04

Kindle Fireでは何もとくに変更していないが、音を鳴らすことができた。なんなんだこれは…謎が深まるばかり

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