プログラミング系の電子書籍をパブーで販売するときはプロ版でも厳しそう
電子書籍にすること自体はマークダウンで書いていってやれば、とりあえず読む分には困らないことがわかったわけですが。
そこで、電子書籍を取り扱っているサービスを2つほど試してみた。
楽天ライディングライフ
Koboで読めるやつなのかな?よくわからないけどepub3をアップするといきなり販売できるというのうでやってみた。先週の金曜日(7/3)に本を出版する手続きをしたけど、今現時点(7/6 11:15)ではまだ出版されている気配はまったくないです。
一応24〜72時間で出版されるそうなのだけど、外部の画像とかも一切使っていないので特にアレなんだけどな…と思いつつ気長に待っています。
パブー
こちらは以前にブクログに登録していたのでやってみたのですが。辛い、というかつらかった。
まずプロ版でないとepubファイルを受け付けてくれないということであります。だから、とりあえず試そうと思っただけなんですが一から書き直す羽目に。
まずは基本的な本の情報を登録します。その後、章立てを登録します。それから各章に追加した「ページ」を結びつけるという作業をして、完成します。この「ページ」を作るのがまたアレでして、せっかくマークダウンで書いていたものはすべて書式設定をやりなおしました。多分、まだマークダウンの箇所が残ってたりするんではないかと。
というのも、パブーはそういうことができなくてもブラウザでブログを書くサービスのごとく書式が設定できたり、画像を貼り付けたりできるんですね。ある意味すばらしい。
ということでガンガンコピペして書式を直して、という作業を繰り返して出版できるところまでたどり着いたのですが、ここで気づきました。CSSを登録するところがありません。ということは、コードスニペットはハイライトされないことがわかりました。
とりあえず時間もなかったので公開するだけしましたが、スタイルシートはパブーが用意しているものが適用されているのだと思います。その中でなんとかしましょう、ということでしょう。
プロ版にするとepubなんかを読み込むことができるのですが、それでも<style></style>
に囲まれたところや外部のCSSファイルは相手にしないということが明記されているので、コードのハイライトは諦めたほうがいいのかもしれません。
さいごに
楽天のほうはユーザーが幅広いのかそういう制約はほぼありませんでしたが、パブーのほうはユーザーに偏りがあるのか(あるいはニーズがないのか)ハイライトは無理でした。
でも、書いて出版したいものだけある方には非常によいサービスだと思います。なにせ、書式もその場で指定できますし、一時保存もできます。あとから公開することもepubでダウンロードすることも更新することもできます。わたしが場違いだっただけかもしれません(専門書を販売していらっしゃる方もいらっしゃるようでしたが)。
また、無料でも公開できるようなので、漫画なんかを書いている方はnote.muとかで画像で配布するよりはパブーで配布したほうがいいかもしれません。note.muは表紙含めて画像は30枚とか制限がありますので。
ということで敗者の弁でした。