satoyama-editorをGithubに公開した
公開したことに悔いはないが、大した意味もない。バックアップ目的ではある。
先日から開発しているsatoyama-editorだが、ElectronにもしたのでWindowsのタスクバーにピン留めしてある。サーバーをビルトインとはいえ起動しなくてもよい気軽さと、ホスティングのためにサーバーを管理する必要がなくなった解放感からか、GitHubへ公開した。開発のリポジトリ自体は個人的なBacklogプロジェクトに用意していた。そこでつくったものは管理していたわけだ。Backlogにリポジトリを持っていたのは、プライベートリポジトリを容量いっぱいまで使用することができるからだ。数に制限はない。そのため、こうしたしょうもないものや電子書籍のマークダウンなど一式はBacklogへ保管してある。
保管するようになったのは、手元のHDDドライブなどへ保存しておくと息子たちに破壊されるおそれがあるためだ。彼らにとって、こうした電子機器はおもちゃにしか見えていない。そのうえ、昨年の夏には愛用のSurface Pro3がお亡くなりになるなど、バックアップはいくつかあってもよいと考えていた。そこで、せっかくGitHubにアカウントを持っているのだから、そこへバックアップしてもいいのではないかと考えたわけだ。
バックアップの準備
Electronを導入してしまったせいもあって、package.jsonを2種類作成することになった。1つはElectron用のアプリそのもののpackage.jsonだ。こちらに記載の内容でElectron-Packagerは実行形式ファイルにパッケージングしてくれる。もう一つはこのリポジトリでビルドをするためにはElectron-Packagerが必要だということだ。「npm install」だけでそれをリポジトリ内にインストールしてくれるようにpackage.jsonを用意した。
どちらにしても、ビルドするためにはElectron本体が必要になるのではないかとも思ったが、必要ないのかもね…そのあたりはきちんとは学習していないことがはっきりしてよかった。
そのほか、未来の自分にむけてバージョンをきちんとつけたりリリースページを用意してzip圧縮済みのファイルもアップしておいた。これで未来の自分にSurface Pro3が吹き飛んでしまっても、ダウンロードすることができるはずだ。
ライセンスと英語力の問題
ライセンスには知っている限り一番緩そうなMITライセンスを採用してみた。これを複製してくれるような奇特な方は世界的にも少なそうなのだが、それを厳しくする必要はゼロに限りなく近い。はっきりいって無駄だ。でもライセンスを明記してないと奇特な方が困りそうなので入れておいた。
それ以前に困るのが、わたしの英語力だ。READMEファイルを用意するにしても、リリースページを用意するにしても、マークダウンはわかるけど英語でなんと書いておいたらいいかさっぱりだ。「いや、そういう書籍が出てるから読めよ」ということは大いにある。しかし中学生のころまで日本人には英語なんて必要ない!などとほざいていたクソガキだったわたしには、英語のハードルは相当高い。高校で踏ん張って、大学では英語のテキストで暮らせるくらいにはなっていたが、書くのと読むのとでは違うしテキストや論文とふだんの話し言葉って日本語でもメチャクチャちがう。
などと言っていてはバックアップすることすらできないので、つたない英語で書くだけ書いてプッシュしておいた。ひとまずこれで手元のマシンがぶっ壊れてもダウンロードすることでソースコードもバイナリもすべて手元に戻ってくる。はず。GitHubが吹き飛ばない限りは。そのときのためのBacklog…両方同時に吹き飛ぶとなったら、あのくらいのコードだから書き直せよということはある。
今後の課題
もし我が家のマシンが吹き飛んだあと、手元にmacOSしか残らなかったことを想定していなかった。どう考えてもmacでも動作すると考えられるようなコードしか書いていないので、build.jsを少し書き直せばmacにも対応できそう。これはそのうちやろう。
nalulabo/satoyama-editor https://github.com/nalulabo/satoyama-editor
release v0.0.1 https://github.com/nalulabo/satoyama-editor/releases/tag/v0.0.1
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