ふんわりした生活

本を読んだり仕事でやってみたことなどの日常から、ふんわりと気づきなどを書いていきます

名前をsatoyama-editorに決めた(変えてしまいそうだけど)

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m0t0k1m0t0k1.hatenablog.com

昨日から開発をはじめた、快適な何もしない執筆環境を「satoyama-editor」と命名した。ああ?なぜ里山なんだよ。なぜかって?それは、静かな場所をイメージしながら開発しているからだ。虫の声。風の音。小川に流れる水の音。鳥の声。そうしたものを想像しながら開発している。

いまわたしは里山という環境にはいない。実際は地方都市の2番目に大きな街にある町に暮らしている。だから、里山には程遠い。近所には交通量の多い幹線道路があって、窓を開ければ日々昼夜を問わず自動車の音や緊急車両のサイレンも聞こえている。さらに線路も走っているので、踏切や電車の走行音も聞こえてくる。ある意味で交通の便がよく、快適な町だ。

そうした環境はプログラミングするには非常に向いている。集中してさえしまえば、何も気にはならない。没頭することができるのでね。だけど、書籍のときは慣れていないせいか集中できない。あれこれ目に入るとまったくもって集中できない。たとえば構文ハイライト。マークダウンの構文に沿って書くことができているか?それがハイライトされると「よっしゃ」となってしまって本来書くべき内容は薄くなってしまっていることに気が付いた。メール文章を書くときにも、はじめのうちはテキストエディタを使用していたのだけど、結局最後はプレーンテキストにはほとんど何もしないTeraPadを使用するようになっていた。

リッチなエディタは非常に便利なのだけど、不便なほうがより集中できるということもあるのだと考えたのだ。では、里山にたとえた形になっているわけだけど、里山に何もないか?というとそうではない。たくさんのものがある。ある、というか生きている。生きているものがたくさんある。もちろん、街の中でも生き物はたくさんいるし、足元を見つめるだけでいろんなことに気が付くだろう。だけど、街の中にはないものを求めているという「ないものねだり」というところだと思う。

使い心地

いまのところ、なにもしないのはとても快適だ。見出しになっているかどうか、リストになっているかどうか、いちいち気にならないし、それほど目につらいものでもない。開発自体はhtml+css+jsでいまのところ外部ライブラリも一切使っていないので、振り回されることもない。ひどい話、自分の使用している環境で動作すればよいので無理なハックを使わなくてよいのもすこぶるよい。なぜ、いままでこういうものをつくってこなかったのか。不思議でならない。

そういうわけで、違う意味で快適なのではあるが少々バグも目に付くようになってきた。一日中つかっていれば、バグにも気が付く。昨日のブログ投稿のあとに追加した修正でバグっているようだ。自分でつかいつづければバグもとれてくるのだろうか。最大のユーザーが自分というのはある意味でよいことだ。なんだ、ドッグフーディングとかいうやつかな。

昨日追加した機能のなかでもっとも気に入っているのは、この文章を読むためにどのくらいの時間がかかるものなのかを計算して表示するようにしたものだ。適当にググると人間はだいたい400から600文字くらいを1分間で読むことができるらしい。どう考えても普段のブログ記事を読むスピードより遅い気がしなくはないが、600文字にしておけば目安にはなるだろうということで600文字で計算するようにしてある。いまこの時点で1400文字強なので、およそ2分と4秒くらいで読み終わることができる。ブログ記事であれば2000文字くらい書いてあることが多いので、3分前後というところかな。

プレビュー機能について

昨夜も寝る前に考えていたのだけど、プレビュー機能はブログサービスなりにあるのでやはりつくらなくてよさそうな気がしている。書籍だと実際にePubやmobiファイルにしてビューアで読んでみないとわからない。エミュレータもあるのでそういうもので読んでみると、初期のころに出版したもののコード部分が死ぬほど読みづらい箇所がたくさん見つかる。なかなか簡単にはいかないものだな、と思っている。今後出版するものは白黒のビューアでも快適に読むことができるようにハイライトはやめようと決心している。思い返せば、ハイライトしている紙の書籍ってほとんどないはず。だって、ブログじゃないから読みづらいんだもの。

いまウェブサーバーはPHPをつかっているので、PHPでサーバー側の機能をつくればプレビューはおろかサーバーサイドでのドキュメント保存もできそうだなーと思うことは思うのだけど、個人的にはあまりエディタの同期機能をつかうメリットを感じていないので他の方法があるんではないかと思っている。わたしはDropBoxにファイルとしてアップしたほうが便利なのでそうしている。ファイルは開くことができなくてもいいし。貼り付ければいいのだから。

類似としてクリップボードの制御もいまのところ考えていない。全選択してコピーは別にブラウザの機能を使わなくてもOS標準のものでよいと思っている。なぜなら、このエディタはあくまでも単なるtextareaで、データはプレーンテキストなのだから。

そういうわけで、とりあえずゴミみたいなレベルのバグを修正することにする。

NHK ニッポンの里山―ふるさとの絶景100

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