ふんわりした生活

本を読んだり仕事でやってみたことなどの日常から、ふんわりと気づきなどを書いていきます

大学受験を思い出しつつ、今日の残り8時間を何にあてるかを考える

ちょうど高校生のみなさんは大学受験の真っ最中ですよね。 先日は大学入試センター試験も実施されました。

このあとは中学生のみなさんなんかが高校受験でしょうか。

がんばっていらっしゃると思いますので、邪魔しないようにひっそりとブログ更新したりしてようと思います。

大学入試センター試験

わたしが受験したのは20年近く前のことです。

寒いのもキライ、勉強もキライときて、「なんで夏にやらないんだ」などとプンプンしておりました。 若いですね。

あの頃、音楽(DTM)で毎日寝る間も惜しんでシンセの前に座ってMIDIファイルつくっていました。 おかげでずっと睡眠不足でした。 サラリーマンになってからの生活と似ていたような気がします。

懐かしい

そんなわたしは受験する頃には開き直っていて、「もうここまできたらなんでもいいや」と寒いことだけ我慢しつつ受験したのでした。 月曜日に学校へ登校して、自己採点するのが進学校のすることであります。

自己採点してみると、素晴らしいことがわかりました。 なんと数学でいわゆる センターの申し子 と化していたのです。 最初の最初、 大問1の1つ目の設問で18割る2をまさかの8 としてしまっていたのです。 採点してみるとわかりますが、もう笑いが出ます。

進学校でしたし、なんだか先生も笑い事じゃないんですけど的な雰囲気を醸しておりました。 しかし現実は厳しいもので、大問1はまるまる落とすという大誤算でございました。 しかも他にも凡ミスでポコポコやらかしているという…

結果的にその後の面談では「第1志望じゃなくて第3志望まで落とすぜ」「ああ」という男らしい(?)内容で一瞬にして終わりました。

周りから見れば大失敗なのですが、わたしからすると第3志望にすると実家から通うことができるところだったので 「バイト代をすべて音楽へ!!!」 と妙に喜んでいました。

そしてかろうじて個別学力試験にもパス、なんとか第3志望に合格することができたのでした。

大学というところ

いざパスしてみると、大人として扱われるようになります。 何もかも自分で解決しなければなりません。 その代わり、自由を得ることができます。

大学にほとんど通わず、音楽してばかりいたので3年生は2度ほど経験させていただきました。 途中、結局は音楽のために稼いでいたバイト代も、学費に投入することになりました。

自由を得るためには、何か別の代償を払うようになるのですね。

大学で学ぶことができることは大人の世界だけではなくて、「そんなことして、何の役に立つの?」と理解に苦しむような目標に向かって日々邁進している人たちがいること。 そして、その結果として我々の暮らしている社会は作り上げられてきたということがわかります。

なんて面白いのでしょう。

サラリーマンとして社会に出れば、そんなことはもう教えてもらったり学んだりするような機会を与えられたりはしません。 さらに一般的に、しかし矛盾するような専門的なことを追求していくことになります。 それこそ「誰得?」というようなことで給料をいただくようになります。

「誰得?」という事柄であっても、周囲を見回すとそれは重要な意味を持っていることにも気づくようになります。 だからこそ、給料をいただくことができるのです。

dena.com

大学で学ぶことも、社会で遂行する業務も、少し遠いところでだれかの役に立っていると思えば大小に関わらず「これが進むべき先なんすね」ということになります。

社会に出てからの学ぶ機会

社会に出てからは、自分から学びにいくようになります。 実は大学も受験をしてから入学しているので、その第一歩であります。 だれかのために受験しているのではなくて、自分から学びのチャンスを得るために挑むわけです。

大学というシステムは非常に素晴らしくて、格安で場所や読み込むべき書籍、当たるべき文献などを紹介してくれます。 そして考える機会や悩む機会を与えてくれます。

社会に出れば、自分で学ぶ場所も読み込むべき書籍も、当たるべき文献も探すことになります。 何がいま必要なのか、わかるのは自分だけだからです。 先輩の話もありがたいのですが、置かれている環境が違います。 タイミングが違います。 状況が違います。

ですから、参考になるとしても全く同じになることはありません。

最近はブログに似たような境遇の方がログを残してくれているので、読むべき書籍やあたるべき文献を提示してくれていたりします。 あるいは、実績の概要を残している場合もありますよね。

機会は取りにいけば無限に見つかります。 取りきれないくらい無数に存在しています。 あとは、どれを取るべきなのかです。

最後に

何を学ぶべきなのか、学ぶべき内容はやろうとすることの倍以上は見つかります。 どれを学んだらいいかは少しずつかじってみて、どのくらい合致しているかをチェックしていかなければなりません。

すでに経験のある分野であれば「なるほど、こんな感じか。違うね」なんてこともできるでしょうが、経験のない分野では先を見通すことができません。 必然的に時間がかかります。

しかしこの時間の投資は無駄にはなりません。 ここで投資しなかった場合にどうなるか? それは、結果が教えてくれます。いたたた。

とりあえずやってみなければわからないなら、やってみるしかありません。

受験生のみなさまにおかれましては、40年に一度の寒波が来るとか来ないとか言っているようなので、ご自愛ください。 わたしは、そろそろ幼稚園へお迎えにいく時間かな。