個人事業向けに調べたあれこれをまとめてみました
個人でオウンドメディアをしたら店舗が要らなくて済むかなーと思いまして、ちょっと調べてみました。 そうすると、次から次へと調べることが出てきましたので、まとまっていませんがまとめてみます。
オウンドメディア
自前のページを用意するのに、いまさらWordPressというCMSをレンタルサーバーで導入して、というのも面倒だなと思いまして、いくつか試してみようと思いました。
検討したのは以下のとおり。
Jimdo
どうも日本ではこいつが一番利用者が多そうな予感がしました。
無料ではじめることができます。 ただ、独自ドメインは月額¥945のプランからです。 オンラインショップへの商品掲載も5商品まで。 これは月額¥945プランにしても15商品までしか増えないので、たくさんの商品を扱う場合はダメでしょうね。 しかし、ちょっとしたものを販売するならこれでもいいような気がします。
また、アクセス解析も有料プランからのようです。
Wix
日本では後発なのかな?
こちらも無料ではじめることができます。 アクセス解析なんかはGoogleアナリティクスも使うことができるようです。 ドメインの取得もここからできるように書かれています。
ただ、有償プランであっても月額¥450のプランではWixの広告を削除することができません。 また、オンラインショップをするには月額¥1,700のプランにする必要があります。 その代わりと言ってはアレでしょうけど、販売したことに伴う手数料のようなものは発生しないようです。
Ameba Ownd
アメーバオウンドは一昨年リリースされたばかりのサービスですね。 わたしもこれは少し使ってみようとしています。
最後発だからか、独自ドメインも無償の範囲内ですし、商用利用もOKです。 オンラインショップ機能はBASEと提携しているようで、そちらの機能を利用できるようです。
アクセス解析もアナリティクスのIDを登録してmetaタグ用のキーを入力してやるだけで自動的にページ内へ埋め込みしてくれます。 Amazonや楽天のアフィリエイトについてもURLを入力することで記事中に埋めることができそうです。
逆をいうと、jsによる埋め込みはできません。 カスタマイズもスタイルシートのみですので、無理にカスタマイズしないほうがいいかなーという感じです。
そのほか、ほかのブログからのインポート機能もサポートしているようですね。 わたしはインポートしてみていませんが。
ホームにページとして記事のグループを追加できそうですので、これは試してみようと思っています。
Tumblr
これはもうあれですよね。 わたしもメインのブログはTumblrです。
カスタマイズは相当できますので、ほとんどのことができます。 記事もHTMLでもリッチテキストでもマークダウンでも書くことができますし、基本的な構成さえ破壊しなければ無料でおしゃれなテンプレートも大量に出回っています。
こちらも独自ドメインを当てることもできますし、ほぼ言うことがありません。 ブログもガンガン作ることができますよね。
ひとつ気に入らないのがAdSenseの審査に通らなかった経験があるので、検索しにくいとかあるのかもしれませんが。 (関係ないとは思います。わたしのブログの9割はGoogle検索から来てますし)
ドメイン取得
個人事業でやるとしても、大抵のところはサブドメインになります。 自前のドメインでやりたい!と思うとドメインを取得することになります。
お名前.comなんかで検索して空きを探して入金すると取得完了!という感じです。
しかしご紹介したサービスはファイルのアップロードは限られています。 販売するのであればそちらへアップロードするようになりますし、Tumblrに至ってはアップロードできるところは無いに等しいです。
そうしたファイルをホスティングするためにレンタルサーバーを借りる必要があるのでしたら、レンタルサーバーと合わせてというところを選んだほうがいいでしょう。
わたしはいまのところ、それすら面倒に思っているので大したファイルでなければGithubが提供しているGithub Pagesを利用しています。
そもそも、このサービスはリポジトリというか開発プロジェクトのページを準備しやすいように提供されているものなので、使い方としては間違ってる気がしなくはありませんが。
オンラインショップ
さきほどご紹介したBASEのほかにSTORES JPなんかもあって、これまた選択肢が多すぎる感じになりつつあります。
個人的にも実際にも、Amazonがやはり集客しなくても無数にお客さんがいるので売れ方が違いますよね… BASEやSTORES JPなどは自分で集客しなければ気づかれません。 オウンドメディアと同様にお客さんを集めるところからやる必要があるのが大変です。
しかも、クレジットカード決済や振込、事務手数料が1件あたり数百円かかるので結構集客しなければ厳しそうな気がします。
また、個人でやっているのに通信販売になるので「特定商取引法」に基づく表示をする必要があります。 責任者の氏名、住所、連絡のとれる電話番号などを公開することになるので、ドメイン取得のときにWHOIS代理公開なんかしてもらっても仕方ないかも…
IP電話番号
そういうことを調べていると、「そういえば、Skypeなんかで番号とれるのでは」と思い立って調べてみました。
そうすると、やはり「Skype番号」というのが有料ですが取得することができます。 3ヶ月プランと12ヶ月プランだったかな…
050ではじまる番号を取得することができて、通話料が別途かかりますがSkypeで応答することができるので便利だと思います。
しかし、ほかには無いのかなーと思っていたらNTTもサービスしていました。
よく考えたらCMしてますね。050plusというサービスです。
こちらのほうが少し安くはじめることができそうです。 こうしたサービスを利用して電話番号を取得するとよさそうな気がします。
確定申告
もうすぐ確定申告の時期ですね… これもクラウドサービスがいろいろあるので迷うところです。
マネーフォワードのMF確定申告とか、
freeeとか。
あとは老舗の弥生とかでしょうか。
マネーフォワードのものは証憑書類などの保管がデジタルでもOKと緩和されたことにともなって、トリプルバックアップなんてのがあったりするので面白いですね。
保管期間が7年なんて長いですし。 紙で持ってたら引っ越しのときに紛失したりとかありそうですから。
最後に
Amazonなんかで調達したものの領収書の宛名で屋号を使わないとダメかな?と思って調べていたら、
確定申告のときは個人名なので、個人名があっていればOK
というのを見つけて「それはそうだ」と勝手に納得してしまいました。
なお、わたしは電子書籍をAmazonと楽天の両方で販売していますが、プログラミングなどの専門書に限ってだと思いますが販売数はAmazonのほうが楽天の10倍以上あります。
Amazonという市場の大きさを痛感しました。 これは11月からの比較ですが、驚くほどの開きが出ているので両方で販売しているのでしたら、分野によってはAmazonだけに限定して公開のための手数料を支払ってでもAmazonで販売としてもいいかもしれませんよ。
一昨日くらいに審査が通ったものはAmazon限定で販売しています。
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