ふんわりした生活

本を読んだり仕事でやってみたことなどの日常から、ふんわりと気づきなどを書いていきます

この冬休み、子供たちとパワポで遊んでみてはどうだろう

またおかしな事を言いはじめるようで大変恐縮なのですが、ふと思いましたのでエントリーしました。

きっと、2015年は先日のエントリーが最後になるだろうと思い込んでいたのに、おかしいなあ…

何が言いたい?

この半年ほど、子どもがプログラマになる訳でもないけどプログラミングを習い事にするニュースがポロポロ聞こえてきてますよね。 わたしもプログラミングを学ぶこと自体は素晴らしいことだと思うのですが、どうも違和感があります。

何が違和感なのかというと、プログラミングしたい子どもは大抵つくりたい何かがあるからはじめるのだろうと思うのに、習い事って…

我が子も小さい頃からパソコンが身の回りにあって、わたしがコンピュータをつかう仕事をしてたのでマウスもキーボードも普通に使うことができます。

ラズパイでターミナルとコマンドインターフェースにもデビューしたので、きっとつくりたい何かがあればプログラミングしたりするのでしょう。

しかし、現実はそうではありません。

ラズパイを操作したのも動機はマインクラフトで遊びたいからですし、マウスやキーボードの操作を覚えたのも動画観たりゲームしたいからです。

プログラミングしたい、何かがつくりたい訳ではありません。

こうした子どもに、大抵はゲームしたいお子さんでしょうから、プログラミングなんて勧めても意味がないと思います。 また、余計に遠ざけてしまうでしょう。

対策

パソコン保有が激減していくなか、スマホフリック入力でドキュメントを書く時代です。 いまこのエントリーもスマホからです。

もはやパソコン不要でプログラミングも不要なんていうアプリ開発環境も登場しまくりの中、単に一攫千金を期待するならプログラミングなんて学ばないほうがよほどか生産的かもしれません

だって、その時間があれば他のことを学んだり経験したりできますから。 それに、スゴイ方々がプログラミングを学んでそうした素晴らしいサービスを提供してくれるはずです。

ほら、もう必然性を感じません。

でも、学んで損はありません。 どっちやねん!と思うでしょうが、そこそこくらいで十分楽しめるのもプログラミングの良いところです。

DIYのように道具も場所も部材も必要ないのに、好きなものをつくることができます。

また、音楽や動画でもないのに気軽にシェアすることもできます。

場合によってはお小遣いもはいるかもしれません。

とはいえ、どっから入ればいいのよ!というわけわからん気配がするのも確かです。

そこで、子どもがはじめるなら何処からがいいのかをずっと考えてました。

そしたら、見つかりましたよ。

プレゼンテーション

そう、思いついたのはプレゼンテーションのスライドをつくらせるところから入る、というものです。

一気にハードルが下がるはずです。

まず、ご両親がお仕事で使ってる可能性があります。あるいは普段からそればかり、という方も…

慣れたことなので親御さんからすると心理的なハードルは下がるはず。

次に、覚える必要があるのは日本語です。 もう英語でもなんでもいいですけど、とにかく自分の思うことをカタチにするなら言葉にせざるを得ないでしょう。

そしてさらにスライドをつくることで、話の順序を組み立てなければならず、論理的な思考も養うことができそうです。

題材はなんでも良いでしょう。 好きなもの、気になること、嫌いなもの、欲しいもの、楽しいこと、やりたいこと、挙げればキリがありません。

こうしたものを写真を撮ったり動画を撮影したり。テキストに纏めたり。

音楽を挿んでもいいですね! 体を動かすならそれも良いでしょう。

スマホで?

できるんです。

日本は何故か世界的にもiPhoneがやたら普及してるようです。

Microsoftだけでなく、Googleも、その他の会社もスマホというかiPhone用にプレゼンテーションアプリを提供しています。

一番簡単そうなのが、今年に正式リリースされたMicrosoft Swayです。

使ってみたことがありますが、かなり簡単にスライドというより1ページのカッコ良さそうなウェブページをつくることができます。 画像なんかもパパッと貼ってイイ感じになります。

次はパワポです。

iPhone用の、ですが。 こちらもテンプレートにテキストをはめていくとイイ感じのスライドがiPhoneだけで完成します。

こうしたアプリを使ってスライドを作っていくと、徐々に日本語や算数、美術的な要素も学ぶことができてくるでしょう。

あわせて、他人に発表する機会も与えることができれば。 さらに磨かれていくものがあると思います。

最後に

ということで、無理に習い事にせずにプレゼンテーションアプリでもっと基礎になるところを学んでもらいましょう。 そして、そうした子どもたちの中には本格的に何かをつくりたいと思う子どもも登場してくるはずです。

この冬休みは2016年の目標なんかをカジュアルにパワポやSwayでまとめてみても楽しいかもしれませんよ。

プレゼンテーションZEN 第2版

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伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール

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