ネタ:たった1日で戦力外通告されるExcelの教科書 - Excelではじめようプレゼンテーション
前回、なんとなくやってみたこの件ですが、作業してたら他のを思いついたのでやってみることにしました。
もともとはきちんとした書籍のタイトルをもじったものです。 即戦力のほうがいいに決まってます!
- 作者: 吉田拳
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なお、今回も一番大変だったのはプレゼンテーションに見えるようにスクリーンキャストを撮ってみたところです。 Excel Onlineだとハイパーリンクが動作しないようになっているらしく、公開してみようと思ったのですがやめにしました。 動画で勘弁してください。
できたもの
こんな感じです。
今回も難しいところは一切ありません。 というより、前回よりも簡単です。
作り方
まず、いい雰囲気になるように次のことをします。 シート1に対して行うといいでしょう。
- 左隅をクリックして全セルを選択し、セルの背景色をスライドでつかう背景色に変更する
- 見出しとなるテキストボックスを挿入してフォントサイズを48pt以上にする
- 本文などになるテキストボックスを挿入してフォントサイズを32ptくらいにする(適宜変えましょう)
- 右矢印のオブジェクトを挿入して位置を決める(今回はL34あたりのセルを基準にしました。左矢印はB34)
- テキストボックスのフォントはいい感じのものに変更しておく(今回は何も考えずにメイリオにしました)
そして見出しになるテキストボックスにプレゼンのタイトルをいれます。
あとはシート1をシートコピーしていきます。
プレゼンの内容を書いていきます。 セルに書いてもいいのですが、PowerPointを意識してテキストボックスを乱用しましょう。 画像もガンガン貼っていくといいと思います。
最後に、矢印オブジェクトにハイパーリンクを貼っていきます。 右向きには右隣のシートのA1セルなんかに向けてハイパーリンクをつけます。 左向きには左隣のシートのA1セルなどへ向けましょう。
タイトルになるシート1からは左矢印のオブジェクトは削除しておきます。 また、最後のスライドになるシートからは右矢印を削除して、「もう一度見る」的なオブジェクトを作ります。
まずはドーナツ型のオブジェクトを挿入します。
背景色とはコントラストのついた色に塗って、枠線はなしにします。
次に、平行四辺形のオブジェクトを挿入してドーナツの下側の真ん中あたりに重ねます。
そうしたら平行四辺形の枠線をなしにしつつ、背景色とまったく同じ色で塗りつぶします。
これで切り欠きができました。 あとは三角オブジェクトを横向きに回転させてドーナツと同じ色に塗り、枠線はなしにします。
最後にハイパーリンクを貼りやすいようにグループにします。
これで最初から見る的なオブジェクトができました。
最後に
このプレゼンテーションツールのまずいところは次のとおりです。 戦力外通告されないように、こういうのはやらないようにしましょう。
- スライド全体の背景色を変えるためには全シート同じように変更する必要がある
- スライドをシートとシートの間に挿入すると、ハイパーリンクを芋づる式に変更する必要がある
- Excelの表示されるサイズによっては非常に見づらい
- 「資料持参」でプレゼンテーションするときにExcel Onlineからは使用できない
息抜きの割に徐々にやることが増えてきている気がしなくはない。 うん。