当たり前のことを当たり前に実行できる力のことを人は実力と呼ぶんだぜ
先日、とある個人事業をなさっている方とお話ししててそういう話題になったのですが。
仕事を受けるスタンスで、忙しくて受けられないから待ってほしいとなった時にお客さんが「いいや、他に頼むから」となったとしても仕方ないよね、という話を聞いてました。
自分の提供してるものがそこまでのものだったんだよと受け入れてしまうしかないよねという。
で、その続きがタイトルの話になってですね。
個人事業って大体は一人なので、自分で目的のために目標を立てて、それをどうやってやるか考えて、そこまでできたら後は動くだけだよね、と。
そうですよね、と相槌を打ったのですが。このさらりと言った内容、できますか?
目標設定と行動計画
サラリーマン時代にはそういうことって季節もので、自分のキャリア形成の時期にだけ考えたり、プロジェクトを任された時に考えるくらいではないでしょうか。
個人事業だと自分自身の生活そのものがプロジェクトになります。だからこそ、当たり前だろうということを継続的に、かつ当たり前のように実行し続ける必要があります。
このほかにも、他者との差別化のためとは言いませんでしたがそうだと思っているのがプレゼンスというかです。相応しい、或いは「そうなりたい」と思わせる服装だったり、所作、振る舞いにも気をつけているとか。それが金額ではなく「質」を求めてやってくるお客さんのためにも心掛けていることだそうです。
それもTPOをわきまえるのは当たり前のことだと思うでしょうが、スーツを着ておけばいいというようなことでもありません。ヨレヨレしてては「貴方からサービスを受けたい」という気持ちは湧いてこないかもしれません。それで良い、という方はそれでもいいですけど。
こういう当たり前のことを当たり前にやり続けることができること自体をトータルでその人の「実力」なんだと思います。偶然にもうまくいった時に「運も実力のうち」と言いますが、それが求められていたことだとしたら。それは出来て当たり前のことだったとしたら。プレゼンスの結果が導いていたとしたら。それは運に見えるだけで、実行なのだと思います。
そうは言っても個人
しかしこれは自分が達成すべき目的がはっきりしていなければ磨くことが難しいな、と感じています。 何故なら、どこに向かうべきかがはっきりしていないうちはそこまでの目標やどうやって達成するかが見えづらいと思います。そうした中でプレゼンスを磨くとしても、ブレまくります。
とはいえ、はじめはそれでいいのかもしれません。ブレているうちに周囲が「イケてない」「違う」など、明確ではないかもしれませんが教えてくれるかもしれません。アンテナを張って軌道修正していけば、自ずと実力になっていくのだと思います。
ということで、長く続けている方の話は聞いてみるといろいろ気づいて良いですね。ありがたいことです。